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軟膏(クリーム剤)の混合について

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皮膚科の薬に精通した薬局として

しずおかクローバー薬局は、専門薬局として高度な薬学知識を備えた調剤薬局です。それぞれの専門分野に関する薬の高度知識を備えています。
ここでは内科で処方されるお薬について、薬剤師が薬と薬の使用に関する情報提供を行います。

軟膏(クリーム剤)の混合ついて

混合

混合の相性

皮膚科で使用される塗り薬に、軟膏、クリーム、ゲル などの区別が記載されています。 これは塗り薬の性質を表現しています。
ただ注意しないと、軟膏と記載なのにクリームみたいでしたり、クリームなのに軟膏みたいな例があります。

例えば、ヒルドイドソフト軟膏(最近話題の保湿剤):軟膏の記載ですが、実際はクリームのような外観と使用感があります。見てみると真白で塗ってみるとべとつく感じは無くしっとりします。このように名称が軟膏/クリームでは混合したらうまく混ざらないでは、と思われる方もいらっしゃいます。(水と油ではサラダドレッシングのようなイメージ 薬局調剤業務で塗り薬の混合指示が頻繁にあります。2種類の塗り薬を混合してお渡したほうが、薬剤の効果が向上します。ただそれには塗り薬同士の相性なども薬局では十分に検査、確認をして業務を行っております。

自動軟膏練機

混合の方法

以前は陶器の軟膏板でヘラを使って作業しておりました。最近では自動軟膏練り機が普及して当薬局では3台導入しています。混合状況の比較をご覧ください。

機械を使用する事で混合のムラがなくきれいに仕上がり、さらに空気を抜くことが出来るので長期保存が可能になります。
当薬局では混合した薬剤の保存期間は冷所で2ヶ月とお伝えしています。車の中など高温の環境では分離、変色が早く進みます。