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クローバーブログ

しずおかクローバー薬局の薬剤師とスタッフがブログを綴ります

花粉症

2019年02月01日

まだまだ寒い日が続きますが、毎年2月頃になるとスギ花粉、春先からはヒノキ花粉が飛び始め、花粉症の人にとってはとても辛い季節になります。

今年は温暖な気候の影響もあり、すでに花粉の症状が出ている人も少なくありません。

また、今までは花粉症じゃなかったので大丈夫と思っていた人でも、ある年から急に症状が出ることも・・・。
日本では、スギ・ヒノキの他にもイネ・ブタクサ・ヨモギなど約50種類もの植物が花粉症を引き起こすと言われています。

 

花粉症の3大症状は『くしゃみ・鼻水・鼻づまり』です。異物が鼻から侵入すると、その異物を外に追い出したり体内に入りにくくするための生体防衛反応として『くしゃみ・鼻水・鼻づまり』が現れます。アレルギー反応によってそれらが過剰に発現するのが花粉症の症状です。

 
≪見逃されがちな鼻づまり≫
口が渇く、咳が出る、匂いや味がわからない、よく眠れない・・・これらは鼻づまりが原因で起こる主な症状です。鼻づまりは自覚症状として認識されにくく、ご自身では気付いていない場合もあります。

 

≪花粉症の対策≫
大切なのは初期治療で早めに対策をとることです。初期治療とは、花粉が飛び始める前、もしくは症状が軽いうちに治療を始める事を言います。

 

≪その他の対策≫
・花粉情報に注意
・花粉の付着しやすい織物などのコートは避ける
・帰宅時、衣服や髪をよく払ってから家に入る
・マスク、メガネの着用
・飛散の多いとき布団や洗濯物の外干しを避ける

 

上記以外にも、ストレスが溜まってイライラするとアレルギー症状が悪化したり、たばこやアルコールが鼻づまりを酷くする一因になると言われています。

花粉症の時は、気分転換をしてストレス解消を図りましょう。

 

また、薬ではなく、食べ物や飲み物にも花粉症状を和らげるものがあります。例えば、シソや甜茶、緑茶、緑黄色野菜などです。アレルギー症状を抑えたり、くしゃみなどの原因となるヒスタミンを分解する成分が含まれています。

こうした飲食物で、日頃からアレルギーに強い体質を作ることも大切です。ただし、これらだけで症状を治すことはできません。きちんと医師の指示に従い、治療を受けましょう。

 

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