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しずおかクローバー薬局の薬剤師とスタッフがブログを綴ります

肌荒れ・ニキビ対策

2019年03月01日

柔らかい日差しに春の訪れを感じるようになる3月。
人事異動など社会生活の面で大きな変化を迎える季節です。新たに始まる日々に期待が膨らむ一方で、変化には不安がついてきますね。
年度末ならではの忙しさなども加わって、普段と違う生活リズムやストレスをため込みやすい時期とも言えます。
不規則な生活やストレスなどで、「肌がカサつく」「ニキビの悪化」など、肌トラブルに悩んだ方も少なくないと思います。肌は身体の内側で作られるため、身体の健康状態がそのまま表れます。特に春先は気候の変化もあり、体調が不安定になりがちです。

 

 

〈肌荒れ・ニキビを招く主な原因〉

 

・食生活の乱れ:ダイエットのためにタンパク質を避ける、肌に良いからと野菜だけ食べるなどの食事は、栄養バランスが偏り肌の状態を悪化させます
・ストレス:この時期ため込みやすいので注意。ストレスは老化を促す活性酵素を作り、免疫力を低下させニキビの原因菌が繁殖しやすくなります
・便秘:腸内細菌のバランスが乱れて悪玉菌が増えると、腸の動きが悪くなり、アンモニアなどの有害物質が生産され、腸から吸収されます。この有害物質は身体の不調をはじめ、ニキビや肌荒れを招きます
・睡眠不足:人の身体の機能は、肌の再生を含めて寝ている間に分泌される成長ホルモンによって修復します。そのため睡眠不足では、肌の再生がきちんと行われません

 

〈肌荒れ・ニキビに悩まない生活習慣〉
・バランスの良い食事を心掛ける
栄養素は単独で作用するよりも、様々な栄養素が組み合わさることで効果が現れます。身体を作るタンパク質を基本として、ビタミンや食物繊維が豊富な野菜など、様々な食品を取り入れましょう

 

 

☆特に摂りたい栄養素☆
・βカロテン:モロヘイヤ・かぼちゃ・ブロッコリー、ニンジン、ニラ、などの緑黄色野菜。抗酸化作用が高く、体内ではビタミンAとして肌の再生を保ちます

 

・ビタミンC:ピーマン、ブロッコリー、大根、オレンジ、キウイなど抗酸化作用が高く、コラーゲンの生成を助けて肌ツヤ血管を丈夫に保ちます

 

・ビタミンB₁:豚肉、うなぎ、たらこ、玄米 など
・ビタミンB₂:鶏レバー、うなぎ、納豆、ブロッコリー など
・ビタミンE:かぼちゃ、うなぎ、サーモン、たらこ など

 

上記のビタミンは、ニキビの対策にも有効です。

 

これらの栄養素は皮脂の分泌を調整し、角化異常の発生や色素沈着を防ぐ働きがあります。

 

身体の健康のためにも、食事を中心に生活習慣や環境を見直しながら、健やかな肌を目指しましょう!!

 

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