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しずおかクローバー薬局の薬剤師とスタッフがブログを綴ります

姿勢(悪い姿勢)

2019年04月01日

暖かな春の日差しが増え、汗ばむような日も出てくる季節ですね。新生活にドキドキしている方もいるのではないでしょうか。新しい環境、新しい顔ぶれに対して、心配ばかりが増え、つい凹みがちになってはいませんか。人をイメージする際に影響を与える要素の一つとして、「姿勢」が挙げられます。
今回は、姿勢が人に与える印象についてみていきます。

 

 

実のところ、「良い姿勢」というきちんとした定義はないようです。そこでまずはわかりやすく、悪い姿勢の代表例を3つ挙げてみます。

 

猫背 : 猫のように丸まっている姿勢です。気になっている方も多いのではないでしょうか。もともと背骨は横から見てS字状に曲がっているのですが、その背骨の胸椎部分の弯曲が強まり、肩や頭が前方に出てしまった状態です
猫背の原因  ①生まれつき

       ②加齢(骨粗しょう症、骨の変化)

       ③生活習慣(スマホ操作、デスクワークによる姿勢)

       ④疾患や痛みによるもの

       ⑤心理的なもの(思考・認識・不安)

 

ストレートネック : 首の骨に本来あるべきカーブがなくなっている状態です。通常は30~40度で自然に曲がっている首なのですが、まっすぐ(30度未満)になっている状態のことを言います。

 

ストレートネックは別名、「スマホ首」とも言われ、スマートフォン操作などで慢性的なうつむき姿勢をとることが原因とされます

 
反り腰 : 腰が反っている状態です。俗に言う「出っ尻(でっちり)」です。お尻を突き出したような姿勢になっています。猫背やストレートネックとは逆に、姿勢を良くしようとして無理に腰を反らせているケースも見られます

 
上記の3つの例は、見た目が美しくないだけではありません。例えば、猫背は胃腸を圧迫するため、便秘や血行不良を引き起こします。また、ストレートネックは、食道や喉を圧迫します。加えて、首回りや肩の神経も圧迫し、自律神経失調症(だるさ・めまい・イライラなど)を引き起こします。反り腰は、本来立った状態の骨盤を前傾させ、内臓を下に落とします。それにより、腸の働きが阻害され、下半身の血流が悪くなり、下半身太りや肌荒れなどの原因になります。

 

悪い姿勢が美容だけでなく、健康にも与える影響がとても大きいと分かれば、次は良い姿勢を身に付けたいですね。

次回の更新では、良い姿勢について見ていきます。ぜひ普段の生活から、姿勢について意識してみて下さい。

 

 

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