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しずおかクローバー薬局の薬剤師とスタッフがブログを綴ります

春から始める紫外線ケア

2020年04月01日

少しずつ日差しも強く出てきたこの頃。乾燥と日差し対策の両方を気をつけたいですよね。今回は保湿効果が高く、化粧下地としても使える日焼け止めを紹介します。

 
春は気温がなかなか安定せず、肌の状態が揺らぎやすい季節です。また、春は紫外線が急激に増えるシーズンになります。その量は、実は真夏にも負けないほど強力なものになります。
紫外線はしわを増やし、お肌のハリ・ツヤがなくなる大きな原因になります。
紫外線にはUVB(B波)・UVA(A波)の2種類があります。

 
一般的に日焼けと呼ばれるものは全紫外線の10%を占める、UVB(B波)が関わります。エネルギーが強く肌の表面に作用し炎症を起こすため、赤くなったり黒くなったりする原因になります。一方、UVA(A波)は紫外線の残り95%を占めますが、エネルギー自体はさほど強くありません。
しかし、UVA(A波)は肌の奥の真皮層にまで到達すると考えられており、肌に弾力を与えるコラーゲンなどを破壊するため、シワやたるみの原因にもなります。
外に出る時は日傘やUVカットのものを身につけるなど、紫外線ケアに注意している方も多いと思いますが、普通の窓ガラスは紫外線を約70%ほど通してしまうそうです。
UVカットのカーテンを掛ける、屋内でも日焼け止めを塗るなどの対策が必要です。
特にUVA(A波)は天気に関係なく地表に届くと言われているので、曇りや雨の日でも紫外線対策が必要になります。
UVB(B波)は7月がピークですが5月頃から急増すると言われているので早めに紫外線対策をしたいですね。

 
*日焼け止めの選び方のポイント*
日焼け止めは、肌のタイプや使い心地で選びましょう。
紫外線防御効果の指標は2種類あります。

 
SPF:UVB(B波)を防ぐ効果を示します
最大値は50で、それ以上の効果を表すものは50+と表示されます。この数値が高いほど、肌が赤く炎症するのを防ぎます。

 
PA:UVA(A波)を防ぐ効果を示します
「+」の数は4段階あり、「+」が多いほどすぐに肌が黒くなったり、肌の弾力を失う事を防ぎます。

 
なお、SPFやPAが高ければ安心ではなく、段階よりも2‐3時間おきに塗り直すことの方が紫外線対策としても重要になります。

 
*オススメ日焼け止め*
以下ご紹介する日焼け止めは、*紫外線吸収剤不使用のものです。
(*紫外線を吸収し、熱エネルギーなどに変換する)
肌が敏感な方は*紫外線散乱剤のみを使用した日焼け止めが良いでしょう。
(*「ノンケミカル」や「紫外線吸収剤不使用」などと表示されています)
特にNOVの日焼け止めは伸びがよく白くなりにくい為、顔にも体にも使えます。

 
 NOV UVミルクEX:瑞々しく滑らかな感触のミルクタイプ
お湯でも落とせるのが一番の特徴で、小さなお子様や男性にもオススメです。落ちにくいと感じた場合は、普段お使いの洗顔剤で洗い流してください。

 NOV UVローションEX:さらっとした感触で伸びがよいローションんタイプ
石鹸で落とせます。汗や水に強いウォータープルーフです。2層タイプなのでよく振ってからお使いください。

 NOV UVシールドEX:滑らかな感触で伸びがよいクリームタイプ
石鹸で落とせます。化粧下地としてもお使いいただけます。こちらもUVローションEXと同様、汗や水に強いウォータープルーフです。
 

今回、ご紹介した日焼け止めは当薬局はじめ、各ドラッグストアやバラエティショップにご用意があります。紫外線による肌トラブルを起こさないために、これらを活用して紫外線からお肌を守りましょう。

 

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